夏の祝日と言えば海の日ですね。
制定当時は7月20日で、この海の日がゴーサインを出して夏休みに突入でした。
それがいつの間にか海の日は、ハッピーマンデー制度により7月の特定週の月曜日となりました。
おかげで、簡単に海の日がわからなくなってしまいました。
いつか元来の7月20日になるのでしょうか?
この記事では、海の日がなぜ7月20日なのか?
ハッピーマンデー制度とは?
海の日2019年と2020年はいつ?
について調べていきます。
それでは海の日に何をするか考えている人も、海の日のイベントに参加する人も、最後までお読みいただくと嬉しいです。
目次
●海の日はなぜ7月20日?
7月20日は海の記念日だった
海の日はなぜ7月20日になったのでしょうか?
1876年(明治9年)明治天皇は明治丸にて、東北地方巡幸の航海に出ました。
そして7月20日に横浜港に帰ってきたことにちなんで、1941年(昭和16年)逓信大臣である杉田省蔵により、海の記念日として制定されました。
そしてこの7月20日の海の記念日は、1995年(平成7年)海の日として制定、1996年(平成8年)7月20日に施行されました。
わかりやすく言うと海の記念日が50年以上の月日を経て、ようやく海の日として1996年(平成8年)7月20日にメジャーデビューを果たしたという感じですね。
それにしても、なぜこんなに時間がかかったのでしょうかね?
法律制定と言うのはなぜだかそうそう簡単に、右から左と言うわけにはいかないということでなんでしょうね。
そして
「海の恩恵に感謝」
等の意味合いのある海の日ですが、現在、ハッピーマンデーの関係で7月20日ではなくなった海の日です。
なぜ海の日を7月20日に制定したのかを、もう一度考えてみる必要が出てきたようですね。
以上が、海の日はなぜ7月20日?についてでした。
海の日のWikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/海の日
●ハッピーマンデー制度とは?
ハッピーマンデー制度とは、一体何でしょう
海の日を始め、いくつかの祝日が特定の週の月曜日に変更となりました。
これは土曜日・日曜日との連休を狙ったものになり、これがハッピーマンデー制度と言われるものとなります。
それでは具合的に、ハッピーマンデー制度について調べていきましょう。
ハッピーマンデー制度の趣旨としては、公務員等を中心に週休二日制が浸透したため、国民の祝日を特定の週の月曜日に制定し、3連休を過ごしてもらおうというものになります。
ハッピーマンデー制度により、平成10年に成人日・体育の日、平成13年に海の日・敬老の日が特定の月曜日の祝日となりました。
私は公務員ではないので、残念ながらハッピーマンデー制度の趣旨とは外れています。
3連休は旅行等の計画をするにはありがたいですが、何もすることがないとどうしましょうか?
これはぜいたくな悩みとなるのでしょうね。
以上が、ハッピーマンデー制度とは?についてでした。
ハッピーマンデー制度についてWikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/ハッピーマンデー制度
●海の日2019年と2020年はいつ?
ハッピーマンデー制度により、2018年、2019年、2020年、2021年…と、毎年変わってくる海の日です。
2018年は7月16日となりますが、2019年と2020年がいつになるのでしょうか?
まず2019年は、7月15日が海の日となります。
そして2020年の海の日は、7月23日(木)になることが濃厚です。
ここで「あれ?」となりますよね。
この流れで言うと、2018年と2019年は理解できますが、2020年は7月23日(木)とはなぜなのでしょうか?
そうです!2020年と言えば、東京オリンピック開催の年となります。
そして2020年7月24日(金)が、その東京オリンピックの開会式となるのです。
いままでのオリンピックを考えてみると、夜更かしをし寝不足のまま出社という経験をされた方は、少なくないと思います。
次回2020年の東京オリンピックはリアルタイムでとは言え、やはり心置きなく日本国民が一体となるための計らいなのでしょう。
こういう柔軟さは大歓迎ですね。
ちなみに東京オリンピックの翌年2021年から、海の日は元来の7月20日に戻るというのも濃厚なようですね。
以上が、海の日2019年と2020年はいつ?についてでした。
東京オリンピックの開会式についてのニュース(毎日新聞)
https://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20180407/ddm/041/050/107000c
東京オリンピック公式サイト
https://2020tokyo2020.com/
●いろいろ試行錯誤してます
ハッピーマンデー制度等の導入で、日にちに変動のある祝日ですね。
賛否両論あるとは思いますが、それもこれも日本国民にとって良かれと思ってのことだと思います。
いろいろと、やってみないとわからないことはたくさんありますからね。
海の日だけで考えてみると、海の記念日からの海の日制定までも50年以上の長い年月を経ています。
それだけ熟考した議会が重ねられていることが想像できます。
単純に私たち国民は、祝日が増えるのは嬉しいですからね。
日本国民がハッピーになるなら、どんどん議会で取り上げてください。
余談ですが第1回目の海の日は、我が家にとって大切な日なので絶対に忘れないですし、また7月20日に戻る動きはとても嬉しいです。