サウジアラビアといえば、石油(原油)を連想される方が多いのではないでしょうか?
私も同様なのですが尚且つ、どこかミステリアスで限りなく遠い国だと感じています。
そこで今回の記事では、この未踏の地サウジアラビアについて書いていきます。
ここでは、サウジアラビアの地図と場所やサウジアラビアと日本との関係。
サウジアラビアの女性が禁止されていることについて調べていきたいと思います。
サウジアラビアに行ったことがある人も
サウジアラビアの入国条件が厳しくて断念した人も
最後までお読みいただくと嬉しいです。
目次
●サウジアラビアの地図と場所は?
それではサウジアラビアの地図と場所の前に、サウジアラビアとはどんな国なのか調べていきます。
サウジアラビア
正式名称 サウジアラビア王国
通 称 サウジアラビア
首 都 リヤド
国 王 サウード家(絶対君主制国家)
絶対君主制国家とは、国家を治める最高位の人が統治する国家のことを言います。
また、世界2位の原油埋没量を持ち世界中に多く輸出をしています。
ちなみに石油埋没量が1位だと考えられているのは、ベネゼエラです。
日本も原油を輸入している、ひとつの国になりますね。
それではサウジアラビアの地図と場所になります。
まずは1枚目
googleマップより
サウジアラビアは、とても広い国ですね。
日本との距離感が掴めないので、ここから日本に近付いていきたいと思います。
右側にインドがあるので、今度はインドを中心にしてみます。
では、2枚目の地図です。
googleマップより
次は右側の中国を中心にしてみます。
3枚目の地図です。
googleマップより
やっと日本が見えました。
いかがでしょうか?
なんとなくでも、サウジアラビアの場所や日本との位置関係がおわかりいただけたでしょうか?
以上が、サウジアラビアの地図と場所は?についてでした。
●サウジアラビアと日本の関係は?
サウジアラビアと日本の関係はどうなっているのでしょうか?
とても気になりますね。
やはりサウジアラビアと日本の関係は、貿易が特に気になります。
日本は自国では、どうしても石油(原油)は賄えないので輸入が必須となります。
そう考えると、サウジアラビアという国はとても大切な貿易相手となることが想像できます。
サウジアラビアと日本の関係について調べていきます。
サウジアラビアにとって、日本への石油(原油)の輸出はアメリカに次いで2位となっています。
2012年時点の、サウジアラビアからの輸入額が43,757億円、サウジアラビアへの輸出額6,558億円です。
サウジアラビアからの主要輸入品目は原油、石油化学製品、液化石油ガス(LPG)
サウジアラビアへの主要輸出額は自動車、電気機械等の機械機器です。
また2011年3月東日本大震災の際、サウジアラビア政府よりサウジアラムコ(国営の石油会社)から2千万ドル相当の液化石油ガス(LPG)が提供されました。
そして記憶の新しいところでは、2017年3月12日、サルマーン国王が特別機で来日されました。
このサウジアラビア国王の来日は、実に46年ぶりでした。
このサウジアラビアと日本の良好な関係は、その時その時の総理大臣や外務大臣、皇室からの
訪問、会合によって時間を掛けて築かれたものとなります。
サルマーン国王が来日されたときは、話題になりましたね。
ニュースを見るたびに、
「さすが、お金持ち!」
本当に桁違いの世界の方々だと思いました。
私は羨ましいを通り越していましたね。
そして東日本大震災の際の液化石油ガスの提供、感謝としかいいようがないです。
またこのことからサウジアラビアにとっても日本は、重要な国であると想像します。
この一件から、国交を深める大切さを改めて考えさせられました。
以上が、サウジアラビアと日本の関係についてでした。
●サウジアラビアの女性が禁止されていることは?
サウジアラビアの女性が禁止されていることがあると言います。
一体どんなことがあるのでしょうか?
私が真っ先に思いついたのは服装でしょうか?
サウジアラビアと言えば、厳格なイスラム教の国です。
他にもサウジアラビアの女性が禁止されている事項はあると思いますので、調べていきます。
サウジアラビアの女性が禁止されていること
- 外出時は必ずアバヤを着用
- 親族以外の男性と会話してはいけない
- 就労の制限
- 自動車の運転(※2018年6月24日に許可)
- サッカー観戦禁止(※条件ありで観ることができる)
やはりサウジアラビアの女性の服装は、アバヤという目の部分だけが出ている服装となります。
特徴として体のラインを隠すことができ、また砂漠地帯の強い直射日光を避けることができます。
親族以外の男性と会話してはいけないというのは、なかなかキツいですね。
これだけでも、サウジアラビアの女性の世界が閉ざされたものかが伺えます。
私個人的には、男性のためにも良いとは言えないと感じます。
健やかな人間関係が築けないのではと心配です。
就労の制限ですが、これはやはり女性はあまりおもてに出ないようにと捉えることができます。
その反面、外国人女性の就労者が多く、これが問題視されていますが何だか矛盾を感じます。
自動車の運転はつい最近(2018年6月24日)許されたのですが、すごい進展だと思います。
これは2017年9月26日にサルマン国王が、改正するように国王令を出し実現しました。
サウジアラビアの女性が、1人になる空間ができたようで嬉しいです。
そしてこれまでサッカースタジアムでの観戦が禁止されていましたが、2018年1月よりサウジプロフェッショナルリーグの試合会場の一部にアクリル板で区切られた家族用の席が設けられました。
この家族用の席であれば、女性でもサッカー観戦できるのです。
でもなぜ、サッカー観戦がダメだったのでしょうか?
やはりこれも、他人との接触を懸念するためだったのでしょうか?
アクリル板で区切って家族用の席ということは、その可能性大ですね。
以上が、サウジアラビアの女性が禁止されていることは?についてでした。
アバヤWikipediaより
https://ja.wikipedia.org/wiki/アバヤ
サウジアラビアにおける女性の人権Wikipediaより
https://ja.wikipedia.org/wiki/サウジアラビアにおける女性の人権
日本とサウジアラビアの関係Wikipediaより
https://ja.wikipedia.org/wiki/日本とサウジアラビアの関係
●サウジアラビアは一夫多妻制
サウジアラビアという国は、女性からするとかなり不利に思えてしまいます。
結婚に関しても、親族以外の男性との会話が禁止されているので、親や親族が決めたものになってくるらしいのです。
親族以外の男性と会話ができないとなると、男性においてもあまり女性と話す機会はないのではないでしょうか?
この状態(未熟)の男女が結婚してうまくいくのかな?
と感じました。
離婚に関してはできるようなので、そこは安心しました。
一夫多妻制をとってもそうですが、法律で認められている以上何も言えない女性たちなのだと思います。
ただ一夫多妻制の条件として、男性は経済的に裕福であることや、妻たちを平等に扱うなどがあります。
経済的な件はわかるにしても、平等に扱う?
男性が平等に扱っていると言えば、それで通りそうですね。
とにかく女性にとってのサウジアラビアという国は、厳しいよう思えます。
覆すにしても、変えるにしても
かなりのエネルギーと時間が必要ですね。
事実、上記のことでわかるように、女性にとって有利なように少しづつ変わってきてるので、これからも変わってくる可能性があると思いませんか?
そして日本は自由なのだと、つくづく痛感しました。