労働基準法で15歳の労働(勤務)制限が定められています。
その15歳の労働(勤務)制限で20時までしか働けないのでしょうか?
今回の記事では、労働基準法とは?や、労働基準法の15歳未満の労働(勤務)制限とは?
そして、労働基準法では15歳は20時までしか働けない⁉について調べていきます。
高校生になってアルバイトを考えてる人も
推しのテレビ出演が気になる人も
最後までお読みいただくと嬉しいです。
目次
●労働基準法とは?
労働基準法とは一体どんなものなのでしょうか?
よく耳にはしますね。
この労働基準法、一言で言ってしまうと
労働者が人並の生活を営むために、最低限必要な労働条件
ということです。
それには賃金、労働時間、休憩、休日や有休休暇等々があります。
これらが労働基準法で細かに定められているというわけですね。
その労働基準法の中に、15歳未満の労働(勤務)の制限もあります。
次は15歳未満の労働(勤務)の制限を見ていきます。
以上が、労働基準法とは?についてでした。
●労働基準法の15歳未満の労働(勤務)制限とは?
労働基準法の15歳未満の労働(勤務)制限を調べていきます。
原則として、労働基準法で満15歳に達した日以後の最初の3月31日までは、労働(勤務)させてはいけないと制限されています。
わかりやすくいうと、満15歳に達するのは中学3年生です。
中学を卒業する3月までは15歳未満扱い。
中学生までは労働(勤務)させてはいけないという制限があるということです。
あれ?4月1日で15歳という人もいますね。
この場合は、中学を卒業したということで考えていいのかもしれません。
もちろん特例もあり、行政官庁の許可があれば15歳未満でも労働(勤務)制限はこの限りではありません。
芸能人などがその例ということですね。
以上が、労働基準法の15歳未満の労働(勤務)制限とは?についてでした。
●労働基準法では15歳は20時までしか働けない⁉
労働基準法では15歳は20時までしか働けないのでしょうか?
15歳が20時までしか働けないという労働基準法があるのか調べてみました。
調べた結果、15歳が20時までしか働けないという労働基準法があるのは本当でした。
もっと言うと、15歳は20時(午後8時)から午前5時までの労働が禁止されています。
ただし、厚生労働大臣が認める場合は21時(午後9時)から午前6時まで禁止となってきます。
俳優業子役がそれに当たります。
しかし、これについても当分の間という表現になっています。
以上が、労働基準法では15歳は20時までしか働けない⁉についてでした。
●労働基準法で15歳は20時までしか働けないのまとめ
労働基準法で15歳は20時までしか働けない⁉についてのまとめです。
‣労働基準法とは最低限必要な労働条件
‣15歳未満(中学を卒業するまで)労働(勤務)禁止
‣行政官庁の許可があればその限りではない(子役等)
‣15歳未満は午後8時(20時)から午前5時の労働禁止
‣厚生大臣が許可すれば午後9時から午前6時となる(子役等)
以上が、労働基準法で15歳は20時までしか働けないのまとめでした。
15歳未満の労働としてわかりやすい例は、最近では『パプリカ』を歌ったフーリンですね。
フーリン画像(朝日DIGITALより出典)
NHK紅白歌合戦では一番最初に歌い、レコード大賞の受賞シーンでは電話対応とVTR出演となりました。
古い話で言うと、ザ‣ベストテンでの伊藤つかささんでした。
ザ‣ベストテンは21時からだったので、まだ中学生だった伊藤つかささんは
労働基準法により、生出演ができなかったことを覚えています。
芸能人は特別ではありますが、このルールはずっとあってほしいとは思います。
厚生労働省HPより
https://www.mhlw.go.jp/index.html