前回、学校に水筒禁止の理由は?の記事を書きました。
そこに関連して水筒の内容物問題があります。
学校の水筒を禁止する理由として、ジュースを入れてくるからというのがあり、そこを掘り下
げて『ポカリスエットはジュースなので禁止⁉』についての記事を書いていきたいと思います。
それではこの記事では、ジュースの定義とは?
嗜好飲料の定義とは?
ポカリスエットがジュースや嗜好飲料ではない理由とは?について書いていきたいと思います。
それではポカリスエットがジュースと思う人も、命の飲み物と思う人も最後までお読みいただくと嬉しいです。
目次
●ジュースの定義とは?
学校にポカリスエットを持参禁止問題があります。
その理由としてポカリスエットはジュースだからという理由からと言われています。
そこでこのジュースの定義について調べてみました。
ジュースの定義
ジュースとは、果物野菜の汁のこと。
現在、日本の食品表示基準上では100%果汁のことを指す。
いかがでしょうか?
このジュースの定義をご覧になって。
おそらく、水やお茶以外の飲み物を総称してジュースという認識だとは思います。
でもこのジュースの定義から言うと、確実にポカリスエットはジュースではないことが明らかですね。
以上が、ジュースの定義についてでした。
厚生労働省健康情報サイト
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-03-014.html
●嗜好飲料の定義とは?
それでは嗜好飲料の定義はどうでしょうか?
嗜好飲料の定義を調べてみました。
嗜好飲料の定義(アルコール飲料をのぞく)
嗜好飲料とは、個人の嗜好を満足させるための飲料のこと。
茶類・コーヒー・清涼飲料・ジュース・スポーツドリンク等。
嗜好飲料の定義を見ると、かなり範囲が広いことがわかります。
簡単に言うと、水以外は嗜好飲料と言っていいのではないでしょうか?
以上が、嗜好飲料の定義についてでした。
厚生労働省健康情報サイト
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-03-014.html
●ポカリスエットがジュースではない3つの理由(私が思う)
それでは佳境に入ってまいりました。
ポカリスエットがジュースではない3つの理由です。
ここで何のために、ジュースや嗜好飲料の定義を調べたのがお分かりいただけると思います。
①ポカリスエットがジュースでない理由
かなり昔になりますが、ポカリスエットの会社である大塚製薬に勤める知人に質問したことがあります。
当時、アクエリアス(レモン)が発売された頃です。
私「ポカリスエットのレモンは出ないの?」
知人「ポカリスエットは嗜好飲料とは考えてないから出ない!」
おぉー!
即答でした。
もしかしたら、これはよく聞かれるのかもしれません。
でも私はこの一言で納得し、改めてポカリスエットのコンセプト理解しました。
ここです、嗜好飲料のことを書いた理由!
確かにポカリスエット清涼飲料水と記載されていて、飲料種別でわけるとジュースではありませんが嗜好飲料に分けられます。
でもその知人が言った言葉の
「嗜好飲料とは考えていない」
これはいろいろな都合上、嗜好飲料に分けられるポカリスエットは、本当ならばもっと違うカテゴリーに分けられることを望んでいる、そう聞こえました。(※これは私の見解です)
②ポカリスエットがジュースでない理由
ポカリスエットがジュースでない理由の②番目です。
私は普段は水・お茶・コーヒー以外飲みません。
でも数年前の夏のこと、脚が繰り返しつって仕方ないときがありました。
痛いしまともに歩けない、しかも出先でとても困っていました。
そこでピーンときたのです。
「ポカリスエットを飲んだらどうだろう?」
私はコンビニでポカリスエット500ml(このときはポカリスエット・イオンウォーター)を買い、即座に半分ほど飲みました。
するとどうでしょう。
10分くらい経った頃、私の脚のつりは改善されました。
そしてその日は、まったくつることはありませんでした。
ちなみにポカリスエットとポカリスエットイオンウォーターとの違いは、ポカリスエットイオンウォーターの方が成分等が比較的ライトにできてるようです。
もっと日常的に、そして気軽に飲める飲料と言っていいと思います。
そのポカリスエットイオンウォーターでこの威力ですから、ポカリスエットはただの嗜好飲料やジュースではないことがおわかりいただけるのではないでしょうか?
③ポカリスエットはジュースではない理由
そして最後のポカリスエットがジュースではない理由です。
娘が小さい頃、熱を出して病院に行くと必ずと言っていい程、医師から勧められます。
「ポカリスエットを水で薄めたものをあげてください」
これは経験ある方は多いのではないでしょうか?
もし心配なら、赤ちゃん用のポカリスエットもありますね。
医師が勧めるくらいですから、少なくともただの嗜好飲料やジュースではないと思っています。
中にはお茶を薄めたものでいい、という医師もいます。
これは医師の考え方もあるのかもしれませんね。
以上が、私が思うポカリスエットがジュースではない理由でした。
大塚製薬株式会社公式サイト
www.otsuka.co.jp/
●収拾がつかなくなるのはわかります
今回はポカリスエットをピックアップして記事にしました。
例えば、ポカリスエットを許したとすると次から次へと飲料水が出てくるのはわかります。
「ポカリスエットがいいなら〇〇もいいですか?」
「ポカリスエットが良くて△△がダメなのはなぜですか?」
学校としてはこれも想定しているかもしれません。
私が子供時代に経験があるのは、遠足のときです。
「水筒の中身はジュースはダメ」
そう言われていました。
でも先生たちもそれを調べることはなく、ましてやルールを破る子もいなかったと記憶しています。
どうでしょう?
何か学校側で対策を考えてもらえないでしょうか?
小学生の低学年であれば、子供というより家庭になると思いますが、いっそのこと委ねてみる等も手段かもしれませんね。
子供たちに考えさせるいいチャンスかもですよ。
夏休みが明けると連日運動会の練習が始まるかとは思います。
まだまだ油断はできない季節だと思いますので、その期間だけでも何かいい案が出ることを願っています。