子供にとっては嬉しいお盆玉ですが、このお盆玉って最近耳にするようになりましたよね。
お盆にお小遣いを頂くということ自体は、私の子供時代にもありました。
お年玉ほど広い範囲でもらっていたわけでもなく、金額も同等かそれ以下だった記憶です。
でもやはり「お小遣いがもらえる」お盆はとても楽しみにしていました。
ちなみに私には兄がいますが、その兄はお金をパッと使ってしまうタイプで、私はちまちま貯金するタイプでした。
挙句の果てはその兄から
「ちょっと貸して、絶対に返すから」
と懇願されて、渋々お金を貸すのですが返ってきたことはありませんでした。
そんな私は既に子供の頃にお金をむやみに貸してはいけない、貸すときはあげるつもりでを体験・実感していました。
本当にお金って、良くも悪くも勉強になりますね。
ちなみに大人になってからこんなことは一度もありません。
一応、兄の名誉のために書いときます。
それではこの記事では、お盆玉とは?
お盆玉は商標登録されているの?
お盆玉の相場は?
お盆玉のポチ袋はどんなものがあるの?
以上の4つについて調べてみました。
それでは毎年お盆にはお盆玉をもらっている人も、お盆玉をあげている人も最後までお読みいただくと嬉しいです。
目次
●お盆玉とは?
お盆玉とは一体何なのでしょうか?
何となく想像はつきますが、やはりお盆玉とはお年玉と同じように親戚の子供等にあげるお小遣いのことを言います。
子供の頃はとても楽しみでしたが、いまは正月のお年玉と同じように先行投資してもらった分をお返ししている途中です。
お盆玉とお年玉は、順送りなので仕方ないですね。
それではこのお盆玉の由来とは、どういったことなのでしょうか?
お盆玉の由来について調べてみました。
元々お盆玉とは、江戸時代の山形県のとある地域から始まったと言われています。
奉公人に下駄や衣類等を渡す風習があり、それが現在の親戚の子供等にお小遣いを渡すという形に変わっていきました。
奉公人に下駄や衣類を渡すなんて、私的にはボーナスの始まりではないかと思ってしまいました。
でもこれは主従関係が上手くいっている証でもあり、主人が働いてくれている人たちへの気遣いと労いでもありますね。
それを考えると、現在の子供たちへあげるお盆玉とはちょっと主旨が違うようにも思えます。
コトバンクより
https://kotobank.jp/word/お盆玉-192352
●お盆玉は商標登録されている?
お盆玉が商標登録されているという情報があります。
まず商標登録とは何なのでしょうか?
商標登録とは?
商標法の定めに従って特許庁に登録された商標。
大辞林第三版より出典
https://kotobank.jp/word/登録商標-6631#E5.A4.A7.E8.BE.9E.E6.9E.97.20.E7.AC.AC.E4.B8.89.E7.89.88
上記の通りなのですが、いまひとつよくわかりませんよね。
どういうことかというと、会社名や商品名等を特許庁に登録すること。
つまり他、他人が自由に使うことができない。
その商品などの権利を守るためのものですね。
よく、会社名や商品名が似ている等と取り上げられたニュース等を見たことがあると思います。
例えば会社の売り上げの要の商品が、他社に似た商品名があるとします。
購入されるお客様は、どちらか区別できていない。
明らかに業績の売り上げの侵害になるので、他社の商品名を変えてほしい。
こんな問題が発生するということですね。
尚、商標登録から10年間は権利があります。
本題のお盆玉は登録商標されているのかということですが、これについて調べてみました。
結果、お盆玉は平成23年4月22日に株式会社マルアイが登録商標をしています。
株式会社マルアイとは山梨県に本社・工場を持つ、文具や日用紙製品の会社です。
文具や日用紙製品?
そうなんです、この株式会社マルアイではお盆玉用のポチ袋を扱っています。
いまではお年玉のポチ袋同様、お盆玉のポチ袋はたくさんありますよね。
私はお盆玉やお年玉をあげるより、ポチ袋を選ぶ方が好きです。
ついつい毎年買ってしまいます。
そしても1つの会社が平成27年2月13日に、六花亭製菓株式会社が登録商標を行っています。
六花亭製菓株式会社の場合は、まだ未発売とのことです。
どんなお盆玉のお菓子になるのでしょうか?
早く見てみたいですね。
お盆玉は登録商標されている?についてでした。
株式会社マルアイより
http://maruai.co.jp/stationery/obondama/
六花亭製菓株式会社公式ホームページ
http://www.rokkatei.co.jp/
●お盆玉の相場は?ポチ袋も売ってる?
お盆玉の相場についてですが、渡す側としてはとても気を使うところですね。
一般的にお盆玉の相場はどうなっているのでしょうか?
結果お盆玉の相場は、私の周囲に聞いたり世間の声を拾っても、お年玉と同等かそれより少ないくらいだということが分かりました。
これも個人差がありそうですよね。
お年玉と同等だとすると、お年玉の相場自体が金額に個人差がでてきます。
例えば自分の子供が親戚からお盆玉をもらったとすると、そこの子供にあげるお盆玉もその金額に合わせてということになってきます。
どこかの芸能人はお年玉が100万円だったとか聞くと、なんとも恐ろしい話です。
これもまた、お盆玉のちょっとしたお小遣いという意味が変わってきそうですね。
以上が、お盆玉の相場は?についてでした。
●お盆玉のポチ袋はどんなものがあるの?
現在では、夏になるとお盆玉用のポチ袋が売っているのを見かけます。
お年玉然り、お盆玉のポチ袋もいろいろなデザインがありますよね。
盆玉と言えば夏ですので、夏にちなんだモチーフのポチ袋で見てるだけで楽しいです。
ネットでの無料テンプレートのポチ袋もあり、これもお盆玉だけではなく、お金を入れる袋(祝儀袋等)全般においてあり、これを参考に手作りしても楽しそうです。
それに先程の株式会社マルアイさんのホームページを見てみると、2018年は大人用のポチ袋もあるようです。
高校生くらいになると、大人風なポチ袋も喜ばれるかもしれないですね。
以上が、お盆玉のポチ袋はどんなっものがあるの?についてでした。
株式会社マルアイより
http://maruai.co.jp/stationery/2018/?post_type=stationery
●お盆玉は子供の楽しみ
子供時代を思い出すと、お年玉同様お盆玉はとても楽しみでした。
いつも大きい額のお盆玉をくれる親戚の方がいたのですが、最初はとてもびっくりして母親にその驚きを報告していました。
大人になって聞くとその親戚の方は、決して多いとは言えない年金をもらって暮らしていたということでした。
何とも言えない気持ちになりましたね。
その親戚の方の気持ち等を考えると、お金というものの大切やそこに込められた気持ちを勉強させてもらいました。
もらう方もあげる方も、お盆玉に込められた気持ちをもう一度考えてみたいですね。