みなさまのせんべいの持つイメージはどんなものでしょうか?
「硬い」
「パリパリ」
「ポロポロ」
おそらくこんな感じでしょうか?
しかしこの常識を覆すせんべい、ぬれ煎餅(せんべい)という存在をご存知でしょうか?
もちろん!
という声が聞こえてきそうですね。
最近とても人気があるというぬれ煎餅(せんべい)ですが、今回はこのぬれ煎餅(せんべい)について調べていきたいと思います。
ではこの記事では、ぬれ煎餅(せんべい)の発祥は?
銚子電鉄との関係とは?
ぬれ煎餅(せんべい)の販売店は?
以上について調べていきたいと思います。
ぬれ煎餅(せんべい)にはまっている人も
ぬれ煎餅(せんべい)を食べながらブログを見ていただいている人も
最後までお読みいただくと嬉しいです。
目次
●ぬれ煎餅(せんべい)の発祥は?
ぬれせんべいの発祥についてですが、私の中ではいつの間にか出現したイメージです。
もちろん突然というわけではないと思います。
それではぬれせんべいの発祥について調べていきます。
下記で調べた結果をまとめてみました。
ぬれ煎餅(せんべい)の発祥
⦁ 米と醤油の名産地、千葉県銚子市発祥
⦁ 1960年頃から規格外のおまけ品として頒布(米菓店の柏屋)
⦁ 1963年商品化(柏屋の商標登録)
⦁ 湿っているという苦情がありつつも、口コミで広がり人気が出る
申し訳ございません、突然出現したわけではありませんでした。
1960年頃に発祥ということは、ぬれ煎餅(せんべい)は60年近い歴史ということですね。
当初、苦情が出たということはお客様も戸惑ったのだと思います。
硬いはずのせんべいが柔らかい…。
きっと受け入れるまでにちょっと時間が掛かったのかもしれませんね。
以上が、ぬれ煎餅(せんべい)の発祥は?についてでした。
ぬれせんべいWikipediaより
https://ja.wikipedia.org/wiki/ぬれせんべい
●ぬれ煎餅(せんべい)と銚子電鉄の関係は?
ぬれ煎餅(せんべい)と銚子電鉄の関係ですが一体何なのでしょうか?
既に千葉県銚子市というのは、前項で出てきているので何となくですが分かるような気もします。
それでは、ぬれ煎餅(せんべい)と銚子電鉄の関係を調べてみました。
調べた結果、私はちょっとウルウルしてしまいました。
ぬれ煎餅(せんべい)と銚子電鉄のエピソード
ぬれ煎餅(せんべい)と銚子電鉄の関係は、調子電鉄の廃線の危機をぬれせんべいが救ったということでした。
どういうことかというと、どんどん減っていく銚子電鉄の利用者。
目の前に廃線の危機が迫っています。
その渦中での平成18年のこと、当時の社長の1億円超えの横領の発覚。
そして国土交通省からの老朽化した線路や踏切の改善・修理の命令(約5000万円)
尚且つ、車両の法定点検が1000万円
毎月の赤字額が900万円の銚子電鉄には、もはや絶望的でした。
できることと言えば、数年前から販売していたぬれ煎餅(せんべい)を売ることでした。
しかしそう簡単に飛ぶように売れる訳もなく諦めかけていたとき…。
ふと思いついたのが、インターネットでぬれ煎餅(せんべい)の販売を呼び掛けることでした。
「ぬれ煎餅(せんべい)を買ってください。電車の修理代を稼がなくちゃいけないんです。」
自然と思いついた心の声をインターネットに載せました。
それを見た人が更にインターネット上で皆に呼びかけ、
なんと!
10日間で10,000人以上の人の共感を呼びました。
その後テレビでも取り上げられ、ぬれ煎餅(せんべい)の爆発的な売り上げという奇跡が起こりました。
その奇跡のおかげで、廃線危機の銚子電鉄は存続となったのす。
以上が、ぬれ煎餅(せんべい)と銚子電鉄の関係という訳です。
そのあとの言葉がとても印象的でした。
困ったときや苦しいときに助けを求めることは、決して恥ずかしいことではないということを学びました。
私も目から鱗です。
特に日本人というのは、こうやって助けを求めることを恥ずかしいと思う傾向にあると思うのです。
恰好ばかり気にしてはいけない。
もっとリアルなことを言うと、私たちは生きていかなければなりません。
つまり生きていくということは、仕事をする場所や場面(お金)が必要です。
今回のように苦しいと助けを求める。
そぐわない結果になっても、やるだけのことはやったと悔いは残りません。
また苦しいといった声で周りに助けれれば、それに感謝しまたそれを他人に返していけばいいと思うのです。
回り回って優しい世の中になっていく。
非常にシンプルなことなんですよね。
私もすごく考えさせられた、ぬれ煎餅(せんべい)と銚子電鉄の関係についてでした。
銚子電気鉄道公式サイトより
www.choshi-dentetsu.jp/detail/vspot/31
●ぬれ煎餅(せんべい)の販売店は?
その奇跡を起こしたぬれ煎餅(せんべい)の販売店ですが、調べてさっそく買ってみたくなりました。
それではそのぬれ煎餅(せんべい)の販売店です。
ぬれ煎餅(せんべい)の銚子電鉄の直営販売所(販売店)
⦁ 銚子電鉄(ぬれ煎餅駅・お土産売店)
⦁ 銚子電鉄(犬吠駅売店・ぬれ煎餅(せんべい)手焼き体験と焼きたてのぬれ煎餅(せんべい)を食べることができます。)
⦁ なかのちょう
⦁ かさがみくろはえ
⦁ とかわ
ぬれ煎餅(せんべい)の委託店(販売店)
⦁ 諸国ご当地プラザ 東京駅一番街B1F
⦁ 入船堂本店 東京駅一番街1F トウキョウミタス内
ぬれ煎餅(せんべい)の手焼き体験おもしろそうですね。
しかも出来立てホヤホヤを食べれるなんて!
インターネット販売もしていますので、買ってみようかな?
以上が、ぬれ煎餅(せんべい)の販売店は?についてでした。
銚子電気鉄道公式サイトより
www.choshi-dentetsu.jp/detail/vspot/31
●せんべいの固定概念を覆すぬれせんべい
きっとせんべいは硬い食べ物という固定観念があると思います。
せんべいが好きな人は、この硬さも好きな理由になるのではないでしょうか?
私も硬いも硬い、瓦せんべいが好きだったりします(醤油味ではありませんが)。
硬さだけで言うと、その反対を行くのがぬれ煎餅(せんべい)ですね。
昔々ですが、テレビのトーク番組である芸能人の方が、せんべいをわざわざ柔らかくしけらせて食べるのが好きというのを聞いたことがあります。
「おもしろいな」
と思って聞いていたのですが、既にぬれせんべいを試したかを尋ねてみたいですね。
しけたせんべいと一緒にしたら怒られるかもしれませんね。
もし、違うというならそこらへんのこともお尋ねしてみたいです。
確かにしけたせんべいとは全然違うんですよね。
実はこの記事、近所のスーパーでぬれ煎餅(せんべい)買ってきて、食べながら書いています。
銚子駅のぬれ煎餅(せんべい)は、すぐに手に入らないので気持ちを近付けるためにですね。
硬い煎餅よりも醤油味が染みて味わい深く美味しいです。
一緒に食べてた娘は初めて食べて、かなり気に入りほとんど食べてしまいました。
またリピするそうです。
でも私はこの銚子駅のぬれ煎餅(せんべい)が食べてみたいですね。
なんか奇跡が起こるような気がしてるのですが、下心があると無理ですか?