那須町の那須どうぶつ王国で、世界最古と言われてるマヌルネコの一般公開が2019年7月13日(土)より開始されました。
まったり中?
まだまだ子猫?のマヌルネコは無邪気に走り回っててかわいいです。
那須どうぶつ王国で生まれたので、人間に対して警戒心はないのでしょうね。
多くの人々に見られても、全然平気なようです。
今回の記事では、マヌルネコの生息地や性格、家庭で飼えるのか?
そして準絶滅危惧種とは?について調べていきます。
既にマヌルネコを見た人も
夏休みはマヌルネコを見に行く人も
最後までお読みいただくと嬉しいです。
下野新聞「SOON」より
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/180274?source=yahoonews
目次
●マヌルネコの生息地は?
マヌルネコとはどんなネコなのでしょうか?
マヌルネコの生息地が気になります。
そんなマヌルネコの生息地について調べてみました。
マヌルネコの生息地は?
アゼルバイジャン、アフガニスタン、イラン、インド(ジャンムー・カシミール州)、カザフスタン、キルギス、中国(四川省・青海省・陝西省・内モンゴル自治区・新疆ウイグル自治区・チベット自治区)、ネパール、パキスタン、ブータン、モンゴル、ロシア南部に生息しています。
Googleマップより出典画像(マヌルネコ生息地)
雑ですが赤い下線の国が、マヌルネコの生息地です。
そして地図左上の方のロシアの南部です。
私は行ったことのない国ばかりです。
これらのマヌルネコの生息地を見ると、高地にいることがわかります。
滅多に姿を見せないとのことですが、あまり足も速くないので天敵(ワシ、キツネ等)から身を守る意味もあるのかもしれませんね。
チベット自治区
以上が、マヌルネコの生息地についてでした。
マヌルネコWikipediaより
https://ja.wikipedia.org/wiki/マヌルネコ
●マヌルネコの大きさは?
マヌルネコの大きさですが、画像を見る限りモフモフでよくわかりませんね。
マヌルネコの大きさについて調べてみました。
マヌルネコの大きさ
・体長50~65㎝
・尾長21~31㎝
・体重2.5~5㎏
ひなたぼっこするマヌルネコ
体長50~65㎝だと、普通の家猫と変らないと思います。
ちなみに人間の新生児の標準の大きさが、50cmくらいです(20年前情報)
尾の長さにしても、31㎝だと長い方ですね。
これも普通の家猫は、種類によって様々ですので一概に言えません。
体重は個体差があると思いますが、これも家猫と大きく違わないのではないでしょうか?
うちの子比較になりますが、我が家の一番小柄な猫が3.5㎏で、一番大きい猫が5.6㎏です。
マヌルネコの大きさの目安として考えていただけると、わかりやすいと思います。
マヌルネコが丸々として見えるのは、やはり体毛が長く密集して生えているからだと思います。
きっとお風呂に入れたらペッシャンコになって、たちまち小さくなると想像しただけで、笑みがこぼれます。
以上が、マヌルネコの大きさは?についてでした。
●マヌルネコの性格は?飼える?
マヌルネコの性格や、もし家庭で飼えるとしたら?
やはり野生に生きていますので、人間が飼うことは難しいのでしょうか?
マヌルネコの性格や家庭で飼えるか?について調べてみました。
調べた結果、マヌルネコの性格は警戒心が強く攻撃的な面があり、野生においては人間の前には姿を見せることはありません。
そのためか、まだまだマヌルネコの生態については未知の部分が多いのです。
これは外猫についても、人間を避けることが多いです。
逆に野生のマヌルネコが人懐っこいと、違和感がありますね。
それに上に書いたように、未知な部分が多いためマヌルネコの性格面だけで飼えるかどうかは判断が難しいです。
少なくとも簡単ではないということです。
そして法律的に家庭で飼えるかどうかですが、準絶滅危惧種に指定されているため禁止されています。
またマヌルネコの飼育の難しさは、生息地に関係があります。
病原菌が少ない高地に生息するマヌルネコは、免疫力が低いと考えられています。
つまり病気をしやすいということですね。
現在ではロシアを中心にマヌルネコの繁殖に力を入れています。
日本でも、いくつかの動物園が飼育をしていますね。
きっと試行錯誤ではあると思いますが、細心の注意を払ってマヌルネコの飼育と繁殖をしていくのではないでしょうか?
以上が、マヌルネコの性格は?飼える?についてでした。
●準絶滅危惧種とは?
マヌルネコは準絶滅危惧種に指定されていると書きました。
それではこの準絶滅危惧種とは、一体何なのでしょうか?
準絶滅危惧種について調べてみました。
調べた結果、絶滅危惧種にはランクがあることが分かりました。
絶滅危惧種ランク
・絶滅危惧Ⅰ類・・・絶滅の危機に瀕している
・絶滅危惧ⅠA類・・・ごく近い将来において野生での絶滅の危険性が極めて高い
・絶滅危惧ⅠB類・・・ごく近い将来において野生での絶滅の危険性が極めて高い(ⅠA類ほどではない)
・絶滅危惧Ⅱ類・・・絶滅の危機が増えている
そしてこの下に準絶滅危惧があり、現時点での絶滅の危険度は小さいが、生息条件の変化によって絶滅危惧種となるのです。
絶滅危惧種には、緊急度のランクがあるということですね。
マヌルネコは現在は準絶滅危惧種となっていますが、今から対策を考えていかないと絶滅危惧種となるということですね。
実際、以前アルメニアに生息していたマヌルネコは絶滅したのです。
これは何かしら私たち人間ができることを考え実践していきたい事実ですね。
以上が、準絶滅危惧種とは?についてでした。
環境省ホームページより
https://ikilog.biodic.go.jp/Rdb/
●マヌルネコまとめ
マヌルネコのまとめとなります。
・マヌルネコは高地に生息している
・マヌルネコの大きさは体長50~65㎝
・尾長21~31㎝
・体重2.5~5㎏
・体毛が長く密集しているため丸々してみえる
・性格は警戒心が強く攻撃的な面がある
・人前に出てくることが少なく、未知の部分が多い
・準絶滅危惧種に指定されているため、家庭での飼育は禁止
・病原菌の少ない高地にいるため、抵抗力が低い
・ロシアを中心にマヌルネコの繁殖に力を入れている
・日本でもいくつかの動物園で飼育されている
・絶滅危惧種は緊急度のランクがある
・準絶滅危惧種とは緊急度はないが、生息条件によっては絶滅危惧種となる
以上が、マヌルネコのまとめとなります。
ルックスはモフモフで足が短く、とても愛らしいです。
耳も家猫より、少し低い位置にあります。
人間も耳が低い位置にあると童顔になるので、これも愛らしく見える要因の一つだと思います。
でもどこか野生動物を感じます。
人間が触れていいのかと躊躇してしまうくらいです・
しかし絶滅危惧種となってしまわないように、世界規模で守っていきたいですね。
じゃあ、私たちにできることは?
やはりマヌルネコのいる動物園に足を運ぶことでしょうか?
最後にマヌルネコを飼育展示している動物園を書いてみます。
・旭山動物園(北海道旭川市)
・那須どうぶつ王国(栃木県那須町)
・埼玉県こども動物自然公園(埼玉県東松山市)
・上野動物園(東京都台東区)
・東山動植物園(愛知県名古屋市)
・王子動物園(兵庫県神戸市)
近場の動物園はありましたか?
夏休みの思い出に、そしていろいろと考えるきっかけになると、マヌルネコも大喜びです、きっと。
旭山動物園公式サイト
https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/
那須どうぶつ王国公式サイト
https://www.nasu-oukoku.com/
埼玉県こども動物自然公園公式サイト
www.parks.or.jp/sczoo/
上野動物園公式サイト
https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/
東山動植物園公式サイト
www.higashiyama.city.nagoya.jp/
王子動物園公式サイト
www.kobe-ojizoo.jp/