切り干し大根で料理を作る!
何だか難しそうに感じますね。
私はよく切り干し大根の小さなパックを買います。
100円くらいで売ってるのでリーズナブルですし、便利なんですよね。
簡単に素早く味噌汁を作りたいときに、とても重宝しています。
そんな切り干し大根のことを書いていきます。
この記事では、切り干し大根とは?や切り干し大根の生産地は?
や切り干し大根の栄養効能、
そして味噌汁にそのまま入れて使える!について調べていきます。
切り干し大根を自宅で作っている人も
切り干し大根の栄養価を熟知している人も
最後までお読みいただくと嬉しいです。
目次
●切り干し大根とは?
切り干し大根という名称ですが、私はずっと疑問を持たずに
「切り干し大根」
と呼んでいました。
どうやら地域によって、切り干し大根の名称が違うようなのです。
切り干し大根について詳しく調べてみました。
切り干し大根とは?
切り干し大根とは大根を乾燥(乾物)させたものを言います。
呼び名は西日本では千切り大根、京都では軒しのぶ(のきしのぶ)とも言われています。
やはり地域によって、呼び名は違うようです。
切り干し大根は、秋の終わりから冬にかけて収穫した大根を細切りにして天日干しをして作られます。
ここで重要なのは厳しい寒さです。
これによって良質な切り干し大根になるのです。
大根を干した、大根やぐらというものがあります。
材料は最初は杉などが使われていましたが、軽量で安価ということで竹が使われていることが多くなってきました。
以前、ローカル番組でリポーターが、この大根やぐらに大根を干すという作業をされていました。
これが腰が引けて
「怖い怖い」
と連発していました。
そうですよね、私は脚立に昇るだけで結構怖いです。
大根やぐらの標準的な高さは6mほどありますので、ここで作業をするということは慣れしかないのでしょうか?
本当に作業をされる方には頭が下がる思いです。
以上が、切り干し大根とは?についてでした。
切り干し大根Wikipediaより
https://ja.wikipedia.org/wiki/切り干し大根
●切り干し大根の生産地は?
見事なくらいに小さくなっている切り干し大根ですが、生産地はどこなのでしょうか?
切り干し大根の生産地について調べてみました。
切り干し大根生産量日本一は宮崎県宮崎市田野町です。
全国生産の9割を占めています。
田野町は宮崎市の郊外にありますが、この宮崎市田野町がなぜ?切り干し大根を生産に適しているのでしょうか?
切り干し大根生産に宮崎市田野町が適している理由
・土壌(黒色火山灰)が肥えていて弱酸性が適している
・冬季に吹く乾いた北西の風『わにつかおろし』が大根の乾燥に適している
わにつか(鰐塚)山は宮崎市・日南市・北諸県郡三股町にまたがる山になります。
そこから吹きおろす風が、切り干し大根生産に適した風が吹くということですね。
大根やぐらの上で、冷たい風にさらされながら作業をする。
本当に切り干し大根の生産に携わる方を尊敬致します。
以上が、切り干し大根の生産地は?についてでした。
●切り干し大根の栄養効能は?
切り干し大根の栄養効能には、どういったものがあるのでしょうか?
私が子供の頃から言われていたのが
「切り干し大根は栄養があるから」
「どんな栄養?」
「背が伸びるんだよ」
私はこれで切り干し大根を食べていました。
小さい頃から小さかったので、これは魔法の言葉です。
「牛乳を飲むと背が伸びる」
と同等ですね。
背が伸びる!
つまり切り干し大根の代表的な栄養素は、豊富なカルシウムがなのです。
もちろん他にもたくさんの栄養効能がありますが、今回はカルシウムの栄養と効能について調べてみました。
そのカルシウムの栄養と効能について調べてみました。
カルシムの栄養効能
・出血を止める
・神経の働きや筋肉運動等
このように、生命の維持や活動に重要な役割を担っています。
またカルシウムは骨に貯蔵されます。
血中には常に同じだけのカルシウムが必要なので、これが不足すると骨は自らを壊して補うのです。
これからわかることは、カルシウムが不足すると骨相しょう症に繋がるということですね。
カルシウムは一度にたくさん摂っても、吸収されるのには限界があるので、毎日コツコツと摂る必要があります。
どうやら低身長の私は、このコツコツが足りなかったようです。
骨だけにコツコツと…。
以上が、切り干し大根の栄養効能は?
グリコ栄養成分百科より
http://www.glico.co.jp/navi/dic/dic_07.html
●切り干し大根は味噌汁にそのまま入れて使える!
乾物の切り干し大根は、水に戻さないと使えないのでは?
そう思われるかもしれませんが、私は味噌汁に入れるときはそのまま鍋に入れます。
もちろん水に戻して味噌汁に使われる方もいらっしゃいますが、私は面倒くさがり屋なのでそのまま使います。
いや、それだけではありません。
戻した水にも栄養があるので、私はそれを毎日のように口にする味噌汁に、そのまま使わない手はないと思っています。
ただ切り干し大根をそのまま使う場合、長さが気になるときはカットして使うと良いと思います。
切り干し大根を味噌汁にそのまま使うと、長さが絡まって塊になってしまうので繊細さには欠けますね(笑)
あと切り干し大根の独特な匂いが気になる方は、一度水に戻すと匂いが軽減するかと思います。
以上が、切り干し大根は味噌汁にそのまま入れて使える!
●切り干し大根自家製
私の周りは、切り干し大根を自家製で作ってる方が結構います。
それを頂いたりしてありがたいことです。
そこで販売されている切り干し大根と、自家製とどこが違うのでしょうか?
私が感じたことは傷みの早さでしょうか?
こんなこと書いて、くださった方に申し訳ないのですが、自家製の切り干し大根の方が、茶色に変色するのが早いような気がします。
それははやりプロにかなうはずもなく、製法過程等に違いがあると思いますので、当然と言えば当然だと思っています。
でもどちらにしても、早めに食べる方が確実ですね。
それにしても大根というのは、本当にマルチ食材かもしれません。
おでんだったり
ぶり大根になったり
漬物になったり
大根おろしアートになったりと
切り干し大根だけではなく、このようにいろいろな場面で活躍する売れっ子食材ですね。
今夜のおかずのヒントになれたでしょうか?