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左利きを矯正する理由や方法は?悪影響はどんなものがあるの?

はい、左利きのマイノリティ凜です!

生まれて気付いたときには左利きで、これに関してはちょっとした思い出があります。

私が子供の頃は、左利きを右利きに直すという考えが主流でした。

まず、この『直す』という言葉自体が受けいれられませんね。

まるで正しくないものを正しくするという意味にとれます。

左利きはマイノリティなだけなんですねけどね。

それでは左利きを矯正する理由と方法(私の場合ですが)、それによって出てくる悪影響について書いていきたいと思います。

しかも!左利きである私の経験上による持論を中心に、好き勝手に書いていきます。

同じく左利きの人は共感する部分もあるかもしれませんし、そこ違うと思うよ等々の意見もあるかと思いますがっ!

まっ、こんな考えもあるんだというくらいの気持ちでお読みください。

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目次

●左利きを矯正する方法は?

ここでは私の幼少時代の、左利きの矯正の方法を書いていきますね。

それは小学校に上がる前の話です。

両親から、鉛筆を左手で持つことを禁止されました。

そして、私の試練はここからが始まりでした。

つまり左利きから右利きへのシフトする矯正の始まりです。

左利き矯正の方法~私の場合~

「小学校に行ったら、先生に怒られるよ」

とにかくこれが怖くて、私は一生懸命に右手で字を書く練習をしました。

もちろんそれは簡単にはいかないもので、親が見ていないときに左に鉛筆を持ち変えて、ササっと字を書いてはバレて怒られていました。

その頃は

「なんでバレるんだろう?」

と不思議に思っていましたが、いまそのバレる理由はわかります。

筆圧が全然違うんですね。

慣れない右手で書く字はヘロヘロで薄い、でも左手で書く字は濃いんです。

当然バレます!

世の中の大半は右利きの方たちだと思いますが、ちょっと左手にペンを持ち変えて字を書いてみてください。

うまく書けないでしょう?

これやってたんですからね、当時の自分を抱きしめたい気分です。

そして両親の左利き矯正大作戦は加速し、その方法がとうとう私の鉛筆を持つ手を、ビニールテープでグルグル巻きにするというところに辿り着きました。

すると、当然このようなループになってきます。

思うように書けない→怒られる→イライラしてかんしゃくを起こす→更に怒られる

何ということでしょう!

それでも小学校入学には間に合わず、私は先生の見ていないスキに左手で書いていました。
だって書けないんですもの。

ただひとつ救いとしては

『お箸は左のままでいい』

という左利き矯正に妥協点を置くという方法でした。

しかし、良かれと思っていたこの左利き矯正に妥協点を置くという方法も、後に、悪影響が及ぶことになります。

●左利き矯正の悪影響とは?

そんな左利き矯正をする子供時代、とうとう私の脳内に悪影響が起こりました。

すっかり左利きは悪い事、恥ずかしい事だというものになったのです。

そうすると、お箸は左利きのままでOKだった件も、悪影響のせいで人前で食事ができなくなりました。

とにかく他人から

「あら、左利き?」

と言われるのが、嫌で嫌でたまりませんでした。

それが例え悪意のないものであっても、責められてるような気になっていったのです。

当然、心にグサッとくるものもありました。

「親のしつけが悪いんだね」

これは泣きそうになりました。

左利きのことを言われる以上に、親のことを悪く言われるというのはつらいですし、更に左利きである自分を責めました。

泣かなかったのは、私は人前で泣けない子でもあったからです。

これは左利き矯正とは関係ないとは思いますけどね。

こうなるとますます、外に対して心を閉ざしていくような暗い子になっていきました(ホント、暗い話になってすみません)。

ただ両親どちらかがいれば、外食はできました。

きっと何かあっても、守ってくれる人がいると安心していたのでしょうね。

特にフォークとナイフは大好きでした。

だってフォークは左手ですからね。

私の場合、このような左利き矯正による悪影響が起こりました。

一般的にも、左利き矯正による悪影響はストレスから起こるものも多いと言われています。

●左利き矯正する理由は?そして左利き矯正した私の現在は?

ここでは左利き矯正をする理由を書いていきます。

そしてまずは、すっかり大人になった左利きの私の現在、結果発表!

両利きになりました!

  • 字を書くときは右手
  • お箸は左手
  • 絵を描くときは左右どちらでも
  • ボールを投げるときは左手
  • スマホは右手
  • パソコンは両手(当たり前ですね)

今でも字は左手で書けなくもないです。

でもやっぱり、ビニールテープグルグル巻きまでした左利き矯正ですから、現在は右手で書く方が書きやすいです。

いつの頃からか、食事も人前でできるようになりました。

その理由は成長と共に、左利きは悪でも恥でもないということがわかってきたし、同じく左利きの人が平気で左手でご飯食べてる姿も、ちらほら見かけるようにもなったからです。

左利き矯正の理由も、両親に聞いたことはないのですが、親になった今なら理解できます。

世間一般で生きていく以上、はやりマイノリティよりも、大多数に入っていたほうが生きやすいというのが大きな理由ではないでしょうか?

また生活の仕様も右利きに合わせて作られているからだと思います。

そのままがいい、自然のままがいいというのはとても優しく寛容に聞こえますが、きっちり子

供を守ることができないとしたら、無責任な言葉にもとれます(語弊があったらごめんなさい)。

ただもうひとつ言うと、私の兄も左利きです。

私と同じく左利き矯正の洗礼を受けてきました。

その兄の場合、そのときの状況や便宜に合わせて変えているようです。

野球は左だけど、ゴルフは右でする等ですね。

あまり、左だとか右だとかのこだわりがないみたいなので、おおらかな性格も関係しているのかもしれません。

左利き矯正の悪影響の度合いや有無、これはその子の性格も関係しているのではないかという私の推測です。

しかし、ありがたいことに現在の学校教育では、左利き矯正に関しては

「希望があれば指導していきますよ」

くらいのスタンスのようです。

このようになった理由は、個性・マイノリティを大切にする世の中の流れにもあると思います。

過ぎてしまえば思い出ですが、私は子供に左利き矯正なんてさせたくないですね。

その理由は、これまで書いたように様々な悪影響があるからです。

それに左利き矯正をさせたくないと言うより、私にはできないだろうなという理由です。

あれは私の両親が、左利き矯正のツラさを知らないからこそできる事、私のようにツラさを知っていると鬼にはなりきれませんね。

でも私にそんな心配は不要でした。

私の娘、右利きです。

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コメント

  1. はる より:

    え、、、肝心の利き手直す方法書いてないですよ。。。何のためにこのサイト開いたのか、、。

    • より:

      はるさん、初めまして。
      お読みいただきありがとうございます。

      わかりにくくて申し訳ありません。
      左利き矯正の方法は、とにかく右手で鉛筆を持って練習したにつきます。

      これからはもっとわかりやすい記事作りに努めます。
      アドバイスありがとうございます。