昨年も暑いと思いましたが、更に暑い2018年の夏です。
そして、熱中症による痛ましい事故が相次いでいるのが現状です。
そして気になるのが、学校に水筒を持って行ってはいけない、つまり禁止という情報を目にします。
なぜ学校に水筒持参禁止と言われているのでしょうか?
水分補給はいちばんの熱中症対策だと思うのですが?
学校の水道で飲めばいいと思われるかもしれませんが、水道の数には限りがあります。
休み時間も制限がありますし、その限りのある中でうまく飲めない要領の悪い子いるんですよね。
私個人的には水筒は持たせた方がいいと思うのですが…。
そこまで言うなら、学校はその他の熱中症対策を考えているのでしょうか?
教室のエアコン設置率(全国)も気になりますね。
そこでこの記事では、学校が水筒禁止の理由は?学校の熱中症対策やエアコン設置率(全国)は?について書いていきます。
水筒持参賛成の人も水筒持参反対の人も、最後までお読みいただくと嬉しいです。
目次
●学校の水筒禁止の理由は?
学校の水筒禁止の理由についてなぜなのでしょうか?
学校の水筒禁止の理由を調べてみました。
学校が水筒を禁止する理由
⦁ 不衛生になる
⦁ ケガをさせる
⦁ 行儀が悪くなる
⦁ 水・お茶以外の飲み物を持ってくる
概ねこのようなことが考えられます。
不衛生になるというのは、前日の飲み残しを飲んだ場合やお友達同士で回し飲みした場合のことを言っているのでしょうか?
それでしたら、衛生面での教育をすればいいと思いませんか?
「お腹痛くなるんだよ」
等と指導をするんです。
水筒を振り回すと危険なことを、そしてなぜジュース(嗜好飲料)がダメなのかを教える。
その上でルールを破ると、みんなに迷惑掛かるよと。
なぜ水筒を持ってくるのか?
その理由を子供たちにちゃんと理解してもらう。
学校に水筒持参禁止の問題を、ひとつひとつ潰していけば解決しないですかね?
それでも学校への水筒を持っていくことは禁止でしょうか?
以上が、学校の水筒禁止の理由は?についてでした。
●学校の熱中症対策は?
学校が水筒を禁止する理由から、それでは学校がその他の熱中症対策を考えているのでしょうか?
学校の熱中症対策を調べてみました。
学校の熱中症対策(文部科学省からの注意喚起)
⦁ 部活、野外学習において柔軟な対応を取る(中止・延期等)
⦁ 水分や塩分補給とこまめな休息
⦁ 熱中症の症状が出た場合は速やかな対応(応急処置や病院での手当)
そして宮崎市の小学校では、外遊びを禁止する小学校の熱中症対策も出てきています。
その日の気温で判断をし、給食時に校内放送をしているみたいですね。
外で遊べないのは退屈でしょうが、しばらくの間は辛抱ですね。
そしてこまめに水筒の水を飲んでいるとのことで、この小学校の熱中症対策の早急な取り組み
が素晴らしいですね。
「水筒禁止!」等という間に次から次へと対応している姿勢が、本当の教育を見ました。
まずは命を守ることなんですよね。
以上が、学校の熱中症対策は?についてでした。
文部科学省HPより
www.mext.go.jp/a_menu/kenko/anzen/1307567.htm
NHKニュースより
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180720/k10011540641000.html
NHKニュースより
https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20180719/5060001312.html
●学校のエアコン(冷房)設置率(全国都道府県)は?
学校のエアコン(冷房)設置率(全国都道府県)がとても気になります。
そんな気になる学校のエアコン(冷房)設置率(全国都道府県)を調べてみました。
公立学校のエアコン(冷房)設置率になりますが、文部科学省のホームページからの情報になります。
尚、文部科学省では約3年に一度の調査を実施しています。
今回の情報は平成29年4月1日時点の調査結果となります。
全公立学校施設(幼稚園・小学校・中学校・義務教育学校・高等学校・特別支援学校)エアコン(冷房)設置率(全国都道府県)
342,267室/820,532室
設置率 41.7%(前回調査時 29.9%)
いかがでしょうか?
この数字を見ると半数以下となりますが、これは約一年前の情報になります。
実際、現在のエアコン(冷房)設置率(全国都道府県)は増えていると思いますし、これが私立学校であれば冷暖房完備がほとんどだと思います。
わかりやすい公立と私立の違いですね。
私は調査結果を見ながら、娘の学校の参観日に行ったときのことを思い出しました。
とにかく半端なく暑い!
よくこんなところで勉強できるなと思っていました。
窓を開けても思うほど風は通らず、窓際の子供は風にたなびくカーテンに困っていましたし、
私たち親も扇子持参の方が数名いらっしゃいました。
教室上部に扇風機を設置していたときもありましたが、生ぬるい風が循環しているだけでした。
まだまだ全国都道府県の公立学校のエアコン(冷房)設置率は半数以下ということで、
「これはまずい!」
というのが正直な感想です。
あの校舎自体が熱を集める作りになっているのでしょうか?
早急にエアコン設置に動いてほしいですね。
以上が、エアコン(冷房)設置率(全国都道府県)についてでした。
文部科学省HPより
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/29/06/1386475.htm
●エアコンはもはや必需品!
大昔ならぜいたく品、現在では命を守る必需品のエアコン(冷房)です。
特に高齢の方の認識はぜいたく品という感じでしょうか?
積極的にこの意識改革をしていくいことはできないでしょうか?
なかなか意識を変えることは、高齢者にとっては柔軟になれないところではありますが、昨今の熱中症のニュースで危機感を持っていただけると幸いです。
そしてちょっと思い出しました。
娘が高校生の頃、教室のエアコン(冷房)設置についてアンケートがありました。
設置するか、しないかですね。
私はもちろん、設置希望とアンケートに書いて提出しました。
別途電気料金の請求がありましたが、夏の間だけですし学校が半端なく暑いことは知っています。
無事、希望通りエアコン(冷房)設置となり安堵しました。
電気料金は忘れましたけどね。
水筒も樽のように大きい水筒も持たせていました。
恥ずかしいとか言ってられないですからね。
もっともっと積極的に、学校にエアコン(冷房)が設置され快適に過ごせることを願います。